2013/12/07

野口健講演会@公文国際学園


こんばんは。

クリスタルボウル奏者まゆみぃです。

今日は娘の学校、

公文国際学園PTA文化教育委員会主催
アルペニスト野口健さんの講演会

「私の分岐点」に参加しました。

野口さんはテレビで拝見した通り、

笑顔とエネルギー溢れる魅力的な方でした。

講演前に18分間のプロフィールVTRがありました。

野口さんの10年間の活動をまとめたこのVTRは、

テレビでは表に出ることのない現場の映像

(エベレストのゴミや死体、富士山のゴミ、遺骨収集等々)

本当の現実を目の当たりにすることが出来る嘘偽りのない情報でした。

情報社会の渦中に居ても、まだまだこの地球には自分の知らない世界が多く、

テレビ、新聞、インターネットの情報が

マスメディアにコントロールされていることを改めて実感し、

愕然としました。

VTR後の講演も素晴らしかったです。

トークがとてもお上手で、

笑いあり、

涙を誘う話もあり、

野口健ワールドにドンドン引きこまれていき、

あっと言う間に講演が終了しました。

中でも一番印象に残ったのは、

「どーしてこんなに色々な活動をしているのですか?」

と聞かれた時に、
「活動の理屈は後から来る、ジワリジワリと感じるんです。」

と言うセリフ。
現場に行って、見て、感じると背負ってしまうんです。

背負ってしまったから、活動するんです。

ともおっしゃっていました。

理屈抜きで自分の直感に素直に従って生きる、、、

そんな野口健流の生き方は

「成功したい」「有名になりたい」「お金持ちになりたい」など

エゴ中心で活動している現代風の生き方とは真逆なだけに

キラキラ輝いて見えるのかもしれません。

そして、野口さんはこんなこともおっしゃっていました。

活動は夢とロマンが無いと続かないですよ。

正義感だけで始めると途中で心が折れてしまうことがあるんですよ。

夢とロマンがあるから人がついてくるんです。

それから、立場が変わると見方が変わるんです。

様々な考え方があることに気付くんです。

人間社会には色々な意見があるんです。

だから人間社会は大変です。

でも、人間社会を相手にする、ってことは、

どう言う社会をみんなと一緒に作っていくか?
それを考えることではないですか?
環境の環は“わ”ですから…と

また、最後にこんなこともおっしゃってました。
よく若い人たちから
「どーすれば効率的に成功しますか?」

と聞かれますけれど、
そして、僕も若い時はそんな風に成功したい

と思った時期もありましたけど、
一気に駆け上がったものは、一気に崩壊するんですよ。
地味なことをジワリジワリと時間をかけて、
活動を続けて土台を作りながら続けていくのが大切。
今はそうやって自分に言い聞かせています。。。

今回の講演会は父母対象の企画でしたが、
全校生徒にもお話して頂きたい、

そんな素晴らしい内容でした。

一言一言が心に響く、そんな感動の2時間でした。

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